竹良実は青森県出身の漫画家です。2012年に漫画 on Webのネーム大賞に投稿した『地の底の天上』で佳作を受賞。翌2013年、この作品を完成原稿化した『地の底の天上』で第265回スピリッツ賞の最高賞を受賞し、『
月刊!スピリッツ』2013年11月号で誌上デビューを果たしました。デビュー作はスピリッツ公式サイトなどでも無料公開され、サーバーダウンを引き起こすほどの大きな反響を得たことで、出発点から注目を集めていた作家です。スピリッツ賞受賞後、約1年のアシスタント活動を経て、2015年2月号より『
辺獄のシュヴェスタ』の連載をスタートさせています。
竹良実の代表作『
辺獄のシュヴェスタ』は、独特の世界観を持つ作品として知られており、第2巻発売時には荒川弘、ゆうきまさみ、伊藤悠、幸村誠ら著名な漫画家から高い評価を獲得しています。その他の作品『
バトルグラウンドワーカーズ』『
植物病理学は明日の君を願う』など、複数の連載を抱えており、作風の幅広さをうかがわせます。レビュー数が多い作品群から見ると、単なる娯楽作品の枠を超えた、設定や題材に工夫を凝らした作品を得意とする傾向が読み取れます。デビュー作から異色の設定や世界観を構築する能力が、竹良実の大きな特徴となっています。
竹良実の作品は現在『
月刊!スピリッツ』『
週刊ビッグコミックスピリッツ』といった小学館のスピリッツ系媒体で連載中のものが主です。入門としては、作家の評価を決定付けた『
辺獄のシュヴェスタ』から始めるのが自然な流れです。既に6巻まで単行本化され、読みやすい巻数に収まっています。その後『
バトルグラウンドワーカーズ』や『
植物病理学は明日の君を願う』といった連載作品へ進むことで、竹良実の作風の多様性を体験できます。いずれもスピリッツ誌での連載作品のため、現在も新刊が発行され続けており、追いやすい環境が整っています。