つくしあきひとは1979年生まれのイラストレーター兼漫画家。イラストレーターやデザイナーとしても活動し、複数の別名義を持つ多才なクリエイターです。2012年より竹書房のウェブコミック配信サイトで作品を発表し始め、ウェブ媒体を主舞台としながら独自の創作世界を構築してきました。その後、配信サイトの統合に伴い現在は「竹コミ!」での連載を続けています。作風の特徴は、深い世界観設定と冒険ファンタジーへの強いこだわりにあり、読者を魅了するストーリーテリングで知られています。
代表作『
メイドインアビス』は、底知れぬ巨大な縦穴「アビス」を舞台にした冒険ファンタジー。孤児院の少女リコが、憧れの探窟家を目指してアビスの謎に迫るという設定で、未知への好奇心と冒険心を原動力としたストーリーが展開します。2012年の開始以来、現在も連載中で2000万部超の売上を記録し、2023年には第52回日本漫画家協会賞を受賞するなど、業界から高く評価されています。つくしあきひとの作風は、精密で幻想的な画風と、奥行きのある世界設定が特徴。既知のものと未知のものが交差する世界観の構築に長けており、読者を段階的に深い物語へ引き込む構成力が際立っています。
まずは『
メイドインアビス』の単行本版から始めるのが最適です。作品は竹書房から通常の単行本版が刊行されており、同時に分冊版も発売されているため、自分の読みやすい形式を選べます。ウェブでの不定期連載から始まった作品ですが、単行本は完成度の高い編集がされており、物語の世界観に浸りやすくなっています。長く連載が続いており、現在も新展開が発表され続けているため、最新情報をチェックしながら読み進められるのも魅力です。また、公式アンソロジー本も複数出版されているので、本編を読んだ後に二次的な楽しみを広げることもできます。