飛田ニキイチは、匿名掲示板やPixivでの活動を経て2014年に『
週刊少年サンデー』の読切「MONSTER×MONSTER」で漫画家デビューした。小学館との関係が深く、デビュー後も『マンガワン』『裏サンデー』といった小学館のプラットフォームで作品を発表。その後、2022年9月からはKADOKAWAの『COMIC Hu』『ComicWalker』でフロム・ソフトウェアの大型ゲーム『
ELDEN RING』のコミカライズを開始し、現在はこの作品が活動の中心となっている。Web媒体から紙媒体へ、そしてゲーム原作へと活動の幅を広げながら、着実に実績を積み重ねてきた作家である。
最大の代表作は『
ELDEN RING 黄金樹への道』で、フロム・ソフトウェアのゲーム『エルデンリング』の世界観をコミカライズした作品。複雑で奥深いゲームの設定を漫画という媒体で表現し、多くの読者評価を獲得している。デビュー作『
MONSTER×MONSTER』は怪物が登場するファンタジー系読切で、その後『
しのびがたき』『
邪剣さんはすぐブレる』といった忍者や剣戟を題材とした作品を手がけてきた。作風としては、架空の世界観やゲーム的な設定を描くことに定評があり、イマジナティブな背景設定と漫画表現を組み合わせた作品群が特徴。複数の連載を並行して進めており、多様なジャンルへの対応力を見せている。
『
ELDEN RING 黄金樹への道』はゲームファンはもちろん、ゲーム未経験者にも入門しやすい作品。ゲームの複雑な設定を丁寧に漫画化しており、原作ゲームの知識がなくても世界観に浸ることができます。すでに11巻が刊行されており、『COMIC Hu』『ComicWalker』で連載中で今後も続く予定。デビュー作『
MONSTER×MONSTER』も3巻で完結しており、飛田ニキイチの初期作を知りたい場合にはこちらが良いでしょう。『
邪剣さんはすぐブレる』『
しのびがたき』はそれぞれ異なるトーンで、作家の作風の幅を知ることができます。