マツセダイチは大阪府羽曳野市出身の漫画家で、1986年生まれ。同志社大学在学中の2008年に黒潮マンガ大賞に入選し、審査員からの推薦により上京を決意します。2009年4月に東京へ移住後、アシスタント修業を経て、わずか1年で連載獲得という迅速なキャリアを歩みました。GET THE SUN新人賞での準グランプリ受賞も経歴に名を連ねています。大手出版社での注目作品であるなろう系異世界ファンタジーのコミカライズを2014年から2019年にかけて担当し、その後はオリジナル連載作品へと活動の幅を広げています。現在は東京都練馬区を拠点に創作活動を続けています。
最大の代表作は『
バスタード・ソードマン』で、4巻の単行本版に加えて分冊版が34巻まで刊行される人気作です。アクション・ファンタジー系の作品が中心で、カテゴリの異なるコンテンツのコミカライズも多く手掛けています。『
Re:ゼロから始める異世界生活』では第一章と第三章を担当し、複雑な時間軸や多様なキャラクターを整理して表現する力を示しました。また『ゴブリンスレイヤー:デイ・ザ・ライフ』では、既存ファンタジー世界観を別の視点から描く柔軟性も備えています。デビューから現在まで、ダークで奥深いテーマを扱いながらも、キャラクター描写の丁寧さと画面構成の工夫で読者を引き込む作風を特徴としています。
入門作としては最大のレビュー件数を持つ『
バスタード・ソードマン』から始めるのが最適です。この作品がマツセダイチの現在の実力を最も凝縮しており、オリジナル連載作としても完成度が高いため、作風をしっかり把握できます。その後、異世界ファンタジーへの理解を深めたければ『
Re:ゼロから始める異世界生活』のコミカライズ作品を読むことで、複数の原作への対応力を感じ取ることができるでしょう。注目すべき点は、いずれの作品も現在進行形で連載中であること。単行本版と分冊版が並行して刊行されているため、どちらかを選んで追いかけることが可能です。