大寺義史は、漫画家・大高忍のアシスタント時代に頭角を現した漫画家です。アシスタント業務の傍ら、大高が手がけた『
マギ』の関連プロジェクトで漫画制作の機会を得て、2013年には『
マギ シンドバッドの冒険』のBlu-ray Disc / DVD特典描き下ろしを担当。その後、同作品の本格連載化に伴い、『
週刊少年サンデー』での短期連載を経て『裏サンデー』に移籍し、2018年まで約5年間にわたって外伝漫画を描き続けました。アシスタント経験を活かしながら、スピンオフ作品を完結させた実績を持つ作家です。
大寺義史の代表作は『
マギ シンドバッドの冒険』。『
千夜一夜物語』を題材にした『
マギ』本編の登場人物・シンドバッドを主人公とした外伝で、全19巻182話で完結しました。本編では描ききれないシンドバッドの冒険の過程を、エピソード形式で掘り下げる構成となっています。アニメ化も実現し、原作の世界観を尊重しながら、スピンオフ作品として独立した物語価値を持たせることに成功しました。その他『
スキル・ビルド・オンライン』などの作品も手がけており、冒険活劇やゲーム的な設定を活かした作風が特徴です。
大寺義史の代表作『
マギ シンドバッドの冒険』は、『
マギ』本編を読んだ後に楽しむのが最適です。本編でシンドバッドという人物への理解を深めてから外伝に進むことで、より多角的なキャラクター像が得られます。全19巻で完結した完成度の高い作品で、完全版も流通しています。スピンオフながらも充実したストーリーラインが評価され、アニメ化という形で映像化もされているため、マンガとアニメの両方で楽しむことも可能です。長期連載を完成させた作家の代表作として、確かな読み応えが期待できます。