紗久楽さわの作品一覧
さくらさわ
江戸への想いが紡ぐ、色気と歴史が交差する物語
どんな作家?
大阪府出身の漫画家・紗久楽さわは、2004年の大河ドラマ「新選組!」をきっかけに江戸時代への興味を深め、その後歌舞伎鑑賞を始めました。杉浦日向子の漫画作品「合葬」との出会いが創作の転機となり、江戸を舞台にした漫画を描くようになります。京都造形芸術大学舞台芸術学科を卒業した経歴が、舞台的な表現力や歴史への向き合い方に活かされています。2008年にウェブサイトで浮世絵師を描く作品を公開し、2009年の書籍化を経て、2010年には「かぶき伊左」で連載デビュー。以後、江戸という時代と人間関係の機微を描き続ける作家として活動しています。
代表作と作風
代表作『百と卍』は、江戸を舞台にした歴史ボーイズラブ作品で、第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優勝賞を受賞。ボーイズラブ作品としては初の受賞という快挙です。初期作『当世浮世絵類考 猫舌ごころも恋のうち』は浮世絵師たちの営みを、『かぶき伊左』は幕末の歌舞伎界を題材としています。紗久楽の作風の特徴は、繊細で色気のある絵柄と、江戸という時代背景の深い知識です。歴史考証を大切にしながらも、登場人物たちの内面や関係性を丁寧に描き、時代ものでありながら現代の感性にも響く作品を創出しています。古都の風情と人間ドラマが融合した世界観は、他の作家には見られない独自の魅力です。
この作家を読むなら
紗久楽さわの作品世界への入門は、最多レビューを集める『百と卍』から始めるのが最適です。7巻まで進んでおり、連載中なので最新話まで読む喜びも味わえます。江戸時代への基礎知識がなくても、作品の中で時代背景が自然に伝わるよう構成されているため、敷居は高くありません。次に『当世浮世絵類考 猫舌ごころも恋のうち』『かぶき伊左』など、より短編的な作品で様々な題材を楽しむ流れがおすすめです。また『しゃばけ漫画 仁吉の巻』など関連作品も配信中。どの作品も江戸という時代への向き合い方の丁寧さが共通しており、順序よく読み進めることで、この作家が描く江戸の深い魅力が段階的に見えてくるでしょう。
紗久楽さわに関するよくある質問
- 紗久楽さわの最新作は何ですか?
- 最新作は『from RED』(2026年7月15日時点)です。
- 紗久楽さわの代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『百と卍』、『当世浮世絵類考 猫舌ごころも恋のうち』、『しゃばけ漫画 仁吉の巻』などです。
- 紗久楽さわの漫画はどこで読めますか?
- 紗久楽さわの作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。