1986年生まれ、静岡県浜松市出身の漫画家・横田卓馬。東京工芸大学を卒業後、漫画家として活動を始める。2015年に『
週刊少年ジャンプ』で『
背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』を連載し、第2回次にくるマンガ大賞コミックス部門で1位を獲得。これにより作家としての地位を確立します。その後も『
月刊少年シリウス』や『講談社BOX』などの媒体で活動を続けており、学園ものからシェアード・ワールドの漫画化まで、幅広いジャンルの作品を手掛けている経験豊かな作家です。
『
背すじをピン!と』は競技ダンス部を舞台にした青春群像劇で、ダンスの技術とキャラクターの成長が描かれる力作。『
ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』は2026年よりアニメ化されるなど、純粋で融通の利かない主人公と個性的なヒロインのやり取りが魅力的です。『
ダンゲロス』はライトノベルの漫画化で、ユニークな世界観を原作から引き継ぎながら視覚化しています。横田の特徴は、学園という舞台設定を活かしながら、登場人物たちの個性や心情をしっかり掘り下げることにあります。コメディ的な軽さと青春ドラマの重さのバランスを取ることで、読者に親しみやすい物語を提供しています。
『
背すじをピン!と』は横田の代表作であり、入門に最適です。競技ダンスという題材の新しさと、チームワークを描く王道的な面白さが両立しており、第2回次にくるマンガ大賞1位という評価も納得できる完成度です。現在連載中の『
ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』も、すでに20巻の刊行実績があり、アニメ化によって注目が高まっているため、新規ファンにも入りやすい状況にあります。どちらからでも読み始められますが、まずは短編や読切で横田の作風を試してから、長編に進むのも良いでしょう。複数の連載作を並行して手掛けている作家なので、気に入った作品から順に掘り進めることをお勧めします。