カヅホは、東京都在住の漫画家・イラストレーターです。桐生短期大学アート・デザイン学科と阿佐ヶ谷美術専門学校でデザインを学んだ後、2008年に芳文社の『
まんがタイムきららキャラット』でデビューしました。4コマ漫画の執筆は『
キルミーベイベー』が初めてで、もともとはストーリー形式のコマ割りの方が得意だったとのことです。アマチュア時代には擬人化などの人外キャラクターをよく描いていました。生物やUMA、怪人が好きで、趣味は格闘ゲームと料理。ハロウィンではマタンゴの仮装で阿佐谷のコンテストに参加し準グランプリを獲得するなど、クリエイティブな活動を幅広く展開しています。
代表作『
キルミーベイベー』は、2008年の読み切り掲載後、正式連載となった長編ギャグ4コマです。累計180万部を超える人気作となり、アニメ化もされました。当初はきらら系の日常漫画を目指していましたが、「何か変なことをしないと生き残れない」と判断して大きく方針転換し、シュールなギャグを前面に押し出すことで好評を得ました。他にも『
カガクチョップ』『
ホッピントッピン』など複数の作品を手がけています。カヅホの作風の大きな特徴は、自分が最高に面白いと思うギャグよりも、読者が面白いと思いそうなギャグを意識的に選別する姿勢です。シュールさと親しみやすさのバランスを大事にし、独特の世界観を保ちながらも広い読者層に訴えかける工夫をしています。
カヅホの入門には『
キルミーベイベー』がもっとも適しています。16巻まで続く長編で、電子版を含めた版も流通しており、入手しやすい状況にあります。アニメ化もされているため、映像作品から入るのも一つの手です。本編は連載中のため、最新話まで追いかけることが可能です。その他の作品『
カガクチョップ』『
ホッピントッピン』もきららキャラットに掲載されており、同誌で複数作品をチェックすることでカヅホの多面的な魅力を発見できます。格闘ゲームや生物好きといった個人的な趣味がキャラクターや作風に反映されることもあるため、作者情報を知ると読みがさらに深まるでしょう。