堀尾省太の作品一覧
ほりおせいた
時間と呪いに揺らぐ日常を描く、広島発のサスペンス作家
どんな作家?
広島県出身の漫画家・堀尾省太は、講談社の『増刊モーニング2』や『月刊モーニングtwo』を主な発表の場としてきました。2008年からの活動初期から、日常の中に潜む異質なものを描く作風が特徴です。代表作『刻刻』は水木しげるから「80点」という同氏近年の最高評価を受け、小説家の伊坂幸太郎も推薦するなど、文芸性の高い作品として認識されています。その後の『ゴールデンゴールド』では、マンガ大賞に3年連続ノミネートされるなど、読者と批評の両面で支持を集めています。講談社のモーニング系列での継続的な連載を通じて、一貫した世界観を構築する作家として確立されています。
代表作と作風
『刻刻』は、貧困家庭の少年が誘拐事件に巻き込まれるところから始まり、時間と空間に関わる非日常へと引き込まれていく作品です。平凡な日常と異質な出来事の衝突を通じて、家族関係や人生の選択について問い直す構成になっています。一方『ゴールデンゴールド』は、瀬戸内海の孤島で発見された謎の置物「フクノカミ」が島民たちの欲望を増幅させていくホラーサスペンスです。福招きの象徴であるはずの対象が、実は人間の本性を侵蝕していく恐怖を丹念に描きます。堀尾の作風は、田舎や閉鎖的な空間での人間関係を舞台に、超自然的な要素が日常を歪ませていく過程を緻密に追うことが共通しています。サスペンス性とホラー、そして家族や共同体への深い問題意識が交差しています。
この作家を読むなら
堀尾省太の入門には『刻刻』をお勧めします。完結済み全8巻で、サスペンスとしての完成度が高く、氏の代表作としての地位も確立しています。現在も新装版や電子版で広く入手できます。時間を扱った独特の設定と、家族ドラマとしての深さの両立を味わえる作品です。続いて『ゴールデンゴールド』に進むと、より明確なホラー要素と長編サスペンスの構造を体験できます。こちらは連載中ですが、すでに複数巻刊行されており、追い読みが可能です。講談社のモーニング系列での連載が主体のため、単行本化も比較的早く進んでいます。
堀尾省太に関するよくある質問
- 堀尾省太の最新作は何ですか?
- 最新作は『月刊モーニング・ツー デジタル版』(2022年9月26日時点)です。
- 堀尾省太の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『刻刻』、『ゴールデンゴールド』、『月刊モーニング・ツー デジタル版』などです。
- 堀尾省太の漫画はどこで読めますか?
- 堀尾省太の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。