本名ワコウは、日本の漫画家。小学館の携帯コミックサイト「モバMAN」で連載した『
ノ・ゾ・キ・ア・ナ』により一躍知られるようになった。同作は2009年1月から2013年2月の連載期間中、「モバMAN」のダウンロード数で圧倒的なトップ人気を獲得し、2014年3月時点で4000万ダウンロード、累計発行部数300万部を突破するなど、携帯漫画の時代における代表的な成功例として位置づけられている。以後、複数のシリーズ作品を手がけ、大人向けのエンタメ漫画を得意とする作家として活動を続けている。
主な代表作は『
ノ・ゾ・キ・ア・ナ』とそのスピンアウト『
ノゾ×キミ』。『
ノ・ゾ・キ・ア・ナ』は、隣人との関係をきっかけに展開する大人向けのストーリーで、過激な性描写が特徴。連載時には長崎県から有害図書認定を受けるなど、作風の大胆さが話題となった。『
ノゾ×キミ』は『週刊少年サンデーS』『
週刊少年サンデー』での連載を経て、本家のスピンオフ作品として広がりを見せている。他に『
カイカンドウキ』『
ふたりハイシン』など複数の連載作品があり、いずれもアダルトな要素を含む大人の恋愛・関係性をテーマとした内容となっている。作風として、率直な性描写と人間関係のドラマを組み合わせた、大人向けエンタメ性の強い作品造りが一貫している。
本名ワコウの作品は、携帯漫画から紙媒体への展開を経て、複数のプラットフォームで読むことができる。『
ノ・ゾ・キ・ア・ナ』は、フルカラー版を含む複数版が刊行されており、入門作として最適。シリーズの広がりを知りたい場合は『
ノゾ×キミ』へと進むルートも用意されている。連載中の作品が複数あるため、定期的な新刊刊行が期待でき、現在でも継続的に作品を追える環境にある。成人読者向けの内容が中心のため、作品選択時にはその点を踏まえて進めることをお勧めする。