奥英樹は大阪総合デザイン専門学校出身の漫画家です。かつて桜樹英樹(おうき ひでき)の名義で活動していた時期があり、その名義での作品『機鳥~The Machine Bird-KITORI-~』が2003年のまんがカレッジで努力賞を受賞しています。その受賞は19歳という若い時期での実績でした。後に現在の奥英樹名義に改め、創作を続けています。比較的少ない作品数ながら、SNSやレビューサイトでのファンの評価が集中している点から、コアな読者層に支持されている作家として注目されています。
代表作『
ミリモス・サーガ-末弟王子の転生戦記』は、現在も連載中の長編ファンタジー漫画で、圧倒的なレビュー数を記録しています。王族の末弟が転生という大きなターニングポイントを軸に、複雑な人間関係や権力闘争、成長のストーリーが繰り広げられます。作風としては、設定づくりに力を入れたファンタジー創作を志向しており、一つの物語を丁寧に構築していく傾向が見られます。短編作品『
木倉さんと三人三脚』『
アップセット15』では、ファンタジーとは異なるジャンルにも挑戦しており、多様なストーリーテリングの引き出しを持つ作家です。
奥英樹の作品を知るには、やはり代表作『
ミリモス・サーガ-末弟王子の転生戦記』から入るのが最適です。この作品は連載中で、通常版と分冊版の両方で読むことができます。分冊版は全49巻とボリュームがありますが、細かく区切られているため、自分のペースで読み進めやすくなっています。また、同作への高いレビュー評価から、ファンタジー長編好きなら満足度が高い可能性があります。短編作品も完結しており、より多様な作風を知りたい場合はそちらも参考になるでしょう。現在も新作が進行中のため、作家の最新作を追える状態が続いています。