1981年生まれ、沖縄県出身で札幌市育ちの曽我部修司は、イラストレーター兼漫画家として活動する傍ら、PERSPECT社の社長を務めています。同社内のイラストグループ・FiFSのリーダーでもあります。最大の特徴は、アニメやゲーム制作のようなスタジオ形式の仕事体制です。漫画制作では曽我部本人がネームと下書きを担当し、ペン入れから背景、演出効果まで全ての作業をアシスタントに委譲します。このため同一作家でありながら絵柄のばらつきが見られることがあります。ゲーム原作の漫画化を多く手がけており、特に『
ペルソナ』シリーズでの活動が知られています。
曽我部修司の代表作は、アトラスのRPG『
ペルソナ』シリーズのコミカライズです。初連載となった『
ペルソナ3』では、原作ゲームのキャラクターデザインに比較的忠実な絵柄でプレイヤーに好評を得ました。その後の『
ペルソナ4』の連載でも同様に、原作のイメージを大切にしながら漫画化を進めており、現在も連載中です。ゲーム原作の漫画化全般に関わっており、複数のゲームタイトルで作画を担当しています。スタジオ体制を採る都合上、プロジェクトによって絵柄が異なることがありますが、ペルソナシリーズでは統一感を保つ工夫がなされています。キャラクター描写に定評があり、ゲームファンの期待に応えるコミカライズを実現しています。
曽我部修司の入門として最適なのは『
ペルソナ4』です。レビュー数が最も多く、現在も連載が続いており、原作ゲームとの親和性も高いため、ゲーム既プレイ者にもファン以外にも読みやすい作品です。その後に『
ペルソナ3』を読むことで、作家の初期連載作から現在の作風の発展を辿ることができます。どちらも複数巻が刊行されており、容易に入手可能です。ゲーム原作の漫画化に興味がある場合は、本作家の作品を通じてその手法を学べます。連載中の作品が多いため、最新刊の確認を心がけると良いでしょう。