赤人義一は静岡県沼津市出身の漫画家です。2003年6月に第2回スクウェア・エニックスマンガ大賞で準大賞を受賞した『MYSTIC CONNECTION』でデビュー後、『
月刊少年ガンガン』の主力作家として活動してきました。2005年から9年間連載した『
屍姫』で知られ、その後も複数のファンタジー作品を手がけています。読者の間では「どんなに動き回っても絶対パンチラを見せない作家」として認識されており、その徹底した表現姿勢が特徴的です。ダークで深刻なテーマを扱いながらも、そうした細部への配慮を保ち続ける独特のスタンスを持つ作家です。
最大の代表作『
屍姫』は、強い未練で動く死体・屍を狩る少女たちの物語です。光言宗の僧侶と契約した屍姫たちは、108体の屍を狩ることで天国へ至るという厳しいルールの下で戦い続けます。この作品は2008〜2009年にアニメ化され、累計200万部を超える人気を獲得しました。その他『
チートイーター異世界召喚尽く滅ぶべし』『
摂理狂神大戦 ヴァンパイアミスト』など、人物の宿命や喪失をテーマにしたダークなファンタジーを多く手がけています。赤人の作風は、絶望的な状況設定と人間ドラマの緊張感、そして限界まで引き詰められた倫理観の中での選択を描くことが共通しています。
赤人義一の入門作として最適なのは『
屍姫』です。完結済みで全23巻と読了しやすく、ダークながら完成度の高いストーリーが一気読みさせる魅力があります。アニメ版も存在するため、映像作品から入るのも良いでしょう。その後、現在連載中の『
チートイーター異世界召喚尽く滅ぶべし』や『
摂理狂神大戦 ヴァンパイアミスト』で、より新しい時期の作風を追いかけることができます。いずれも単行本とWebサービスでの連載版の両方で読める環境が整っているため、アクセスしやすくなっています。