石動あゆまは2000年に『COMIC Crimson』で『
コーセルテルの竜術士』によってデビューした漫画家です。初連載は約3年間続きましたが、雑誌の休刊により2003年に一旦の完結を迎えました。その後、『コミックZERO-SUM』へと移籍し、デビュー作の続編や関連作の連載を精力的に展開してきました。同じ世界観を舞台にしたシリーズを複数展開しながら、長期にわたってファンタジー作品を創造し続けている点が特徴です。作風はデフォルメタッチの柔らかい絵柄で知られており、カラーイラストではパステルカラーを多用。親しみやすく温かみのある表現が石動あゆまの魅力となっています。
石動あゆまの活動の中心は『
コーセルテルの竜術士』シリーズです。最初の作品は未解明の設定を多く残したまま連載を終えましたが、その後『
コーセルテルの竜術士物語』として続編が『コミックZERO-SUM』で展開され、さらに『
コーセルテルの竜術士〜子竜物語〜』へと繋がります。シリーズ内には『
イルベックの精霊術士』のような番外編も設定されており、同じ世界の異なる視点やキャラクターを描いています。ほのぼのファンタジーに分類される作品群で、柔らかく温かい雰囲気が共通しています。設定資料集やドラマCDなど、単行本以外の形式でも展開されており、作品世界を多角的に深める試みが見られます。
石動あゆまの作品に初めて触れるなら、最初の『
コーセルテルの竜術士』から始めるのが自然な流れです。その後『
コーセルテルの竜術士物語』の続編へ進むことで、世界観の広がりを楽しめます。『
コーセルテルの竜術士物語』が最もレビュー数が多く、既に完結しているため読了しやすい作品となっています。『子竜物語』は連載中ですが複数巻が刊行されており、途中からの購入も可能です。ほのぼのとしたファンタジーを好む読者や、長期連載で世界観を深く探索したいという読者に向いています。古い作品であるため版によって入手方法が異なる場合があるので、最新刊行状況の確認をお勧めします。