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青山景の作品一覧

あおやまけい

思春期の心理を描き、宗教や愛の本質に迫った才能が32歳で絶たれた

どんな作家?

武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、2003年の「イキマン」受賞で漫画家としてデビューした青山景。舞城王太郎の小説や映像作品を漫画化する仕事からキャリアをスタートさせ、やがてオリジナル作品へと活動の幅を広げていきました。『月刊IKKI』『CONTINUE』『ビッグコミックスペリオール』『イブニング』といった大人向けマンガ誌を主な発表の場として、思春期の少年少女の繊細な心情や葛藤を描く作品を多く手がけました。2010年には『イブニング』で宗教をテーマにした『よいこの黙示録』の連載を開始しましたが、2011年10月に32歳で急逝。まだ発展途上の作家としての可能性を残したまま、その活動を閉じることになりました。

代表作と作風

青山景の代表作『ストロボライト』は、映像と現実、過去と現在が交錯していく複雑な心理の運動を描いたラブストーリーです。小説家が夜行列車の中で昔の恋人との思い出と、彼女が映画のヒロインに酷似していたことから生まれた混濁を辿っていく作品で、わずかな時間軸の揺らぎが人間関係を大きく変えていくメカニズムを丁寧に追跡しています。一方『よいこの黙示録』は、小学校のクラスを舞台に、いかに宗教組織が成立し機能していくかを児童の視点から記録していく問題作。いずれの作品も、外部からは理解しがたい人間心理や社会現象の内部構造を、思春期の登場人物たちを通じて浮き彫りにしようとする姿勢が共通しており、漫画というメディアでありながら小説的な深さと批評性を備えていました。

この作家を読むなら

青山景の作品は現在、おもに単行本で読むことができます。入門にはまず『ストロボライト』全1巻がお勧めです。心理描写の繊細さと物語構成の巧みさが凝縮された一冊で、彼女の作品世界への導入として最適です。その後『よいこの黙示録』全2巻に進むと良いでしょう。こちらは作者の急逝により未完ですが、第2巻に掲載された設定とプロットの資料により、作家の創作意図をある程度窺うことができます。ただし、宗教団体の形成と心理操作を描いた内容のため、重いテーマを扱う読み応えのある作品です。いずれも大人向けマンガ誌での掲載作品であり、思慮深い読者向けの作家として位置づけられます。

青山景の全作品一覧(全2作品)

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青山景に関するよくある質問

青山景の最新作は何ですか?
最新作は『ストロボライト』(2014年7月22日時点)です。
青山景の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『よいこの黙示録』、『ストロボライト』などです。
青山景の漫画はどこで読めますか?
青山景の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。