柚月純は、「迷子の少年たちへ」でデビューした漫画家です。血液型AB型。現在まで22巻の作品を発表し、読者から寄せられるレビューは80件を超えています。特に『
別冊フレンド』などのレーベルで、恋愛を中心とした作品を多く手がけており、学園を舞台とした作品が得意です。女性向けの漫画作品を主軸に創作活動を続けており、キャラクターの心理描写や恋愛ドラマの構成力に定評があります。デビュー以来、一貫して学園ものやファンタジー要素を含む恋愛漫画に携わっており、若い読者を中心に支持を集めています。
代表作『
学園王子』は、男子が極めて少ない私立女子高を舞台にしたラブコメ作品で、全12巻の完結作です。主人公の沖津リセが地味な生活を望みながらも、美形転校生との出会いから波乱に巻き込まれていく物語。本作で柚月の作風が明確に打ち出されています。他の連載作『
王子様には毒がある。』『
薔薇とオオカミ』『
Pinkの遺伝子』『
婚約者さまから逃げられない』なども学園や王族設定を舞台にした恋愛ストーリーが中心。柚月の作品は、普通の少女が特殊な環境や美形キャラクターとの関わりの中で成長していく物語が共通テーマで、キャラクターの感情の揺れ動きをていねいに描く傾向があります。
まず『
学園王子』から入るのがおすすめです。完結済みで全12巻という手ごろなボリュームながら、柚月の代表作として最も多くのレビューを獲得しており、作風が凝縮されています。その後、連載中の作品へ進むのが読みやすい流れです。『
王子様には毒がある。』は既に10巻まで進行しており、『
薔薇とオオカミ』や『
Pinkの遺伝子』は比較的巻数が少ないため、短編的な感覚で楽しむこともできます。学園ラブコメが好きな読者や、キャラクターの心情描写を大事にする作品を求めている人に向いています。複数の連載作が同時進行しており、現在も新作が続々と刊行されている状況です。