本田真吾は、秋田書店の複数メディアを主な舞台として活動する漫画家です。『
月刊少年チャンピオン』『
週刊少年チャンピオン』『
別冊少年チャンピオン』といった少年向けレーベルで、長期連載から短期集中連載まで幅広い作品を手がけています。累計36巻のレーベルを抱え、多くの読者から支持を集めています。特に『
ハカイジュウ』は2012年時点で100万部に達するなど、本当の意味での代表作として地位を確立。その後も『
サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』が2025年時点で190万部を突破し、2026年のピッコマAWARDでマンガ部門を受賞するなど、創作のペースを保ちながら多くの読者に愛されています。
本田真吾を代表する『
ハカイジュウ』は、突然襲来した地震と謎の怪物による世界変動を舞台にした作品です。主人公・鷹代陽が、突如として出現した巨大な怪物たちと対峙しながら生き残りを求めるという設定で、日常が一変する緊迫感と、生存者たちの関係性の変化を描いています。第1部で完結後も第2部の展開、さらに外伝での広がりを見せました。一方『
サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』は、超能力によって過去に戻り犯罪を防ぐというSF設定を軸に、シリアルキラーとの対峙を描くサスペンス作品です。本田の作風は、非日常的な設定やファンタジー要素を現実的な危機感と結びつけ、人物たちの心理描写や生存戦略に重きを置く傾向が窺えます。怪物、超能力、殺人といった極限の状況下で、登場人物の選択と葛藤をリアルに表現することが特徴となっています。
本田真吾の作品は秋田書店から刊行されており、現在も多くが有効です。入門作としては、知名度と完成度の高さから『
ハカイジュウ』から始めるのがお勧めです。全4巻の陽編から世界観を理解し、その後の展開や外伝へ進むことで、作家の構想力の大きさを感じられます。より最近の作風を知りたいのであれば『
サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査』は2022年から連載中で、連載進行中のため最新話まで読み続けることができます。どちらも『
月刊少年チャンピオン』『
別冊少年チャンピオン』という少年向けレーベルに掲載されているため、同誌の読者層が共感しやすい内容になっています。短期作品である『
切子』『
終園地』も2巻以内で完結しているため、時間がない場合の選択肢となり得ます。