平松伸二の作品一覧
ひらまつしんじ
法で裁けぬ悪を撃つ、劇画の鬼才・平松伸二
どんな作家?
岡山県高梁市出身の平松伸二は、1971年に高校1年生で『勝負』が週刊少年ジャンプに掲載されてデビューした。編集者の後藤広喜に見出され上京し、1974年の『ドーベルマン刑事』で連載デビューして以来、50年以上にわたり劇画界の第一線で活躍してきた。法的には処罰できない悪党や外道を主人公たちが容赦なく叩き潰すという、独特のテーマ設定が彼の作品の骨格となっている。一方で格闘技漫画にも積極的に取り組み、プロレスや相撲を題材とした作品も手がけている。近年は自身の代表作のイラストに書を融合させた「漫書」という新しい表現形式に挑戦。現在も東京都葛飾区に在住し、トレーニングとボランティア活動に精力的に取り組むなど、作家活動以外でも社会に貢献し続けている。
代表作と作風
『ドーベルマン刑事』は1974年から約40年にわたる超長期連載となった平松伸二の代表作で、武論尊とのコンビで警察を舞台にした劇画を展開した。容赦なき正義の執行者たちの活躍を描くこの作品は、後に映画化やテレビドラマ化もされている。『ブラック・エンジェルズ』も代表作の一つで、同様に法の隙間を埋める主人公たちの活動を描いた。『マーダーライセンス牙』では、両性具有という大胆なキャラクター設定で話題となった。平松伸二の作風の共通点は、屈強ながらも中性的で美しい容貌を持つ主人公が、徹底的に悪を排除する姿を描くという点にある。絵柄は劇画的で力強く、セクシー描写も要素として組み込まれることが多い。
この作家を読むなら
『ドーベルマン刑事』の新装合本版や至極!合本シリーズなど、現在も複数の形式で刊行されており、入手しやすい環境が整っている。長期連載作だが、各エピソードはある程度の独立性を持つため、好きな巻から手に取ることも可能だ。平松伸二の基本的な作風を知りたいなら、やはり『ドーベルマン刑事』から始めるのが最適。『ザ・松田』など短編系の作品もあり、時間がない場合はこうした比較的短い作品から入るのも一つの手だ。現在進行形で『そしてボクは外道マンになる』が連載中であり、平松伸二の現在の創作姿勢を知ることもできる。
平松伸二に関するよくある質問
- 平松伸二の最新作は何ですか?
- 最新作は『コミック乱』(2026年6月26日時点)です。
- 平松伸二の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『ドーベルマン刑事』、『そしてボクは外道マンになる』、『ザ・松田』などです。
- 平松伸二の漫画はどこで読めますか?
- 平松伸二の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。