池田晃久の作品一覧
いけだあきひさ
ラブコメとバトルを融合させた、平均値の高い漫画家
どんな作家?
宮崎県出身の池田晃久(現・紗池晃久)は、手塚治虫の『火の鳥望郷編』に憧れて漫画家を志した。高校卒業後に上京し、16歳から編集部の門をたたくが、デビューまでには数年を要した。その間、八木教広のアシスタントとして約4年間修行を積み、創作の基礎を磨いた。2002年に『月刊少年ジャンプ』で『綺流斗』でデビューするものの、翌年打ち切りに。しかし同年の読切『ロザリオとバンパイア』が反響を呼び、2004年から連載化される。誌の休刊を機に『ジャンプスクエア』へ移籍し、2014年の連載終了まで約10年間この作品に向き合った。審査員から「平均値は高いが飛び抜けたものがない」と指摘されたことが転機となり、以後「平均値の高い漫画」を意識的に目指すようになった。
代表作と作風
『ロザリオとバンパイア』は、受験に失敗した平凡な少年が、妖怪たちが人間社会との共存を学ぶ秘密学園に入学する物語。ラブコメディの要素と本格的なバトルシーン、さらにシリアスなドラマを絶妙に配合させており、少年漫画としての多面性を示す傑作となった。2007年にはアニメ化、ドラマCD化、ゲーム化と広く展開され、キャラクター人気も高い。本作を通じて、作家としての作風が確立された。多様なジャンルを一つの作品に取り込むというアプローチは、「ジャンルは後からつくもの」という創作哲学に基づいており、予め枠を決めずに描くことで、予測不可能な面白さを生み出している。また、絵の技法向上にも力を入れており、連載中も絵画教室に通うなど、画力を磨く努力を継続している。
この作家を読むなら
入門には『ロザリオとバンパイア』が最適。カラー版が刊行されているため、作家の絵の魅力を最大限に味わえる。第1部で物語の基本設定とキャラクターたちと出会い、第2部(Season II)で物語が深化していく構成になっているため、順番に読むことをお勧めする。原作版も完結済みで現在も入手可能。長期連載作品だが、息切れせずに完結まで到達した作品としても価値がある。より多くの作品に触れたい場合は、西尾維新原作の読切集『大斬―オオギリ―』もある。現在は『少年ジャンプ+』にて紗池晃久名義で『GHOST GIRL ゴーストガール』を連載しており、進化した作風を追うこともできる。
池田晃久に関するよくある質問
- 池田晃久の最新作は何ですか?
- 最新作は『ロザリオとバンパイア カラー版』(2016年11月4日時点)です。
- 池田晃久の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『ロザリオとバンパイア』、『ロザリオとバンパイア カラー版』、『大斬―オオギリ― 西尾維新原作読切集』などです。
- 池田晃久の漫画はどこで読めますか?
- 池田晃久の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。