春田ななは1985年6月30日生まれ、新潟県出身の漫画家です。集英社の『
りぼん』を主な活動の場とし、少女漫画の中心的な読者層に向けた作品を多く手がけています。デビューから現在まで35巻を超える作品を発表し、167件のレビューを集めるなど、安定した読者からの支持を得ています。故郷の新潟県を舞台にした作品も制作するなど、地域との繋がりを大切にする作家です。O型という几帳面さと親しみやすさを兼ね備えた性質が、作品にも反映されているのかもしれません。
代表作は『
つばさとホタル』と『
スターダスト★ウインク』の2作です。『
つばさとホタル』は『
りぼん』で2013年から2017年にかけて連載され、世話焼きな主人公とバスケ部を舞台にした物語。アニメ化されるなど、多くのメディア展開を生みました。一方『
スターダスト★ウインク』は幼馴染3人が主人公で、作者の故郷である新潟県を舞台にした青春恋愛譚。ラジオドラマ化もされています。ほかに『
チョコレートコスモス』『
ラブ・ベリッシュ!』『
サボテンの秘密』など、連載中の作品も複数あります。春田ならではの作風は、キャラクターの内面を丁寧に描きながら、学園生活や恋愛といった少女漫画の王道的なテーマを扱う点。親しみやすく、読者の共感を呼びやすいストーリー展開が特徴です。
春田なな作品の入門には『
つばさとホタル』がおすすめです。アニメ化されたこともあり、完結済みで完全に作品世界を体験できます。次に『
スターダスト★ウインク』で、やや落ち着いた雰囲気の恋愛ストーリーに触れるのも良いでしょう。こちらも全11巻で完結しており、読み切りやすい一作です。現在連載中の『
チョコレートコスモス』『
ラブ・ベリッシュ!』『
サボテンの秘密』は、最新の作風を知る手がかりとなります。春田の作品は『
りぼん』連載が中心のため、単行本はいずれも集英社から刊行されています。電子版での取扱いも多いので、気軽に手に取りやすい環境が整っています。