樹要は群馬県出身の漫画家・イラストレーター。白泉社の『小説花丸』にて現在『
愛で痴れる夜の純情』を連載中で、商業誌での活動が中心です。一方で「芹沢要」という別名義で同人活動も精力的に行っており、商業と同人の両軸で創作活動を展開しています。映画鑑賞を趣味とするなど、視覚的表現への関心の高さが作品にも表れています。BL漫画の領域で独自の存在感を確立し、従来の作品とは異なる視点をもたらす作家として知られています。
樹要の代表作『
ワガママだけど愛しくて』は、季刊誌「CIELTresTres」に2003年から2007年まで連載されたBL漫画で、全5巻の単行本化とドラマCD化を経ています。この作品は「乙女攻め」という斬新なコンセプトを打ち出し、BL漫画の伝統的な「男らしい攻め」像に新たな可能性を示しました。掲載誌の表紙を担当するなど高い評価を受け、連載終了後も同人誌での続編制作が示唆されています。現在連載中の『
愛で痴れる夜の純情』『
恋になれ!』『
インターバル』『
恋なんかしたくない』といった複数作品は、共に恋愛や感情の複雑さを描くテーマが共通しており、きめ細やかなキャラクター描写と感情表現が樹要の作風の特徴です。
まずは樹要の代表作『
ワガママだけど愛しくて』で、乙女攻めという独創的な視点を味わうのがお勧めです。全5巻で完結済みなので一気読みしやすく、ドラマCD版も存在するため、別の形式でのストーリー体験も可能です。現在連載中の作品群の中では『
愛で痴れる夜の純情』がレビュー数最多で、樹要の最新の作風を知るのに最適。白泉社の『小説花丸』での連載が続いているため、新しい掲載号の発刊を追いながら作家の創作の現在地を感じ取ることができます。複数の連載作が同時進行しているため、自分の好みに合わせて作品を選べるのも特徴です。