志水ゆきは、BL(ボーイズラブ)漫画の領域で活躍する漫画家です。12月9日生まれ、血液型O型。漫画家としてのキャリアの大部分をBL作品に捧げており、特に新書館の『
ディアプラス』といった専門誌での連載を中心に作品を発表してきました。その作風は、複数のキャラクターをそれぞれ掘り下げる群像劇的な構成が特徴となっています。これまでに35巻以上の作品を世に送り出し、読者からの支持も厚く、特に代表作『
是-ZE-』は222件ものレビューを集めるなど、BL漫画界における重要な作家の一人として認識されています。
志水ゆきの代表作『
是-ZE-』は、全11巻にわたって連載された長編BL漫画です。天涯孤独の少年が屋敷のハウスキーパーとなり、そこで出会った男性との関係が物語の軸となります。特徴的なのは、メインとなるカップルが巻ごとに変わる構成で、主人公を含む複数のキャラクターの恋愛模様が並行して描かれていく点です。この手法により、一つの物語空間の中で異なる人間関係の奥行きが生まれます。また、2010年にはファンブック、2012年には画集や書き下ろしスピンオフも刊行されるなど、ファンの支持に応える展開もなされました。現在連載中の『
花鳥風月』など、志水ゆきの作品全体を通じて、人物描写の細やかさと関係性の複雑さを描き出すことが一貫した特徴となっています。
志水ゆきの作品に初めて触れるなら、圧倒的なレビュー数を誇る『
是-ZE-』から入るのがおすすめです。全11巻で完結しているため、物語を最後まで追いやすく、作家の代表作としての地位も確立しています。ディアプラス・コミックスから全巻刊行されており、入手も比較的容易です。より深く志水ゆきの世界に浸りたい場合は、『是-ZE- ファンブック』や『是-ZE- 画集 いろのほん』といった関連書籍、そして『
是-ZE- かみのほん』『
是-ZE- 春の雪』などのスピンオフ作品を読み進めるのが自然な流れです。一方、現在進行形の新しい作品を追いたい方は、連載中の『
花鳥風月』も同時に読む価値があります。