三輪士郎は1978年生まれの漫画家・イラストレーターで、『
ウルトラジャンプ』を主な活躍の場としています。2000年に「狗-DOGS-」として連載を開始し、その後2005年から改題して「DOGS / BULLETS & CARNAGE」として本格的に連載を始めました。現在もこのシリーズを継続連載中です。音楽プロジェクト・supercellのメンバーとしても活動するなど、マルチな才能を持つクリエイターとして知られています。スガという別名義での活動も存在し、多角的な表現活動を展開しています。漫画家としてのキャリアは長く、読者からの支持も着実に集めており、その作品はアニメ化も実現しています。
三輪士郎の代表作は『DOGS / BULLETS & CARNAGE』で、銃撃戦や暴力描写を中心とした近未来的・ダークな世界観が特徴です。物語は複数のキャラクターの視点から展開し、それぞれが異なるストーリーラインを持ちながら、大きな陰謀へと収束していく構成になっています。読み切り出身の「狗-DOGS-」から世界観が繋がっており、登場人物やストーリーの設定が継承されています。絵柄はスタイリッシュで、銃や武装、キャラクターの表情描写に定評があります。暴力と美学が同居した独特の世界観を創出しており、ハードボイルドな雰囲気とポップなビジュアルが融合した作風です。
『DOGS / BULLETS & CARNAGE』の単行本は現在10巻まで刊行されており、入手が容易です。物語の起点として「狗-DOGS-」(全1巻)から読み始めることもできますが、『DOGS / BULLETS & CARNAGE』から始めても十分理解可能な構成になっています。連載が続いている作品のため、今後の新刊も期待できます。アニメ化も実現しているため、映像作品との比較も興味深いでしょう。長編連載作品のため、一気読みではなく段階的に読み進める楽しみがあります。