高井研一郎の作品一覧
たかいけんいちろう
赤塚不二夫を支えた伝説の作画家、人情溢れるサラリーマン漫画の大家
どんな作家?
高井研一郎は、1937年生まれの漫画家。石ノ森章太郎が主宰した「東日本漫画研究会」で赤塚不二夫と知り合い、1962年の『おそ松くん』では共同執筆者として活躍しました。イヤミやデカパンといった個性的なキャラクターデザインは、高井が赤塚の構想をもとに手がけたもので、実際の作画も高井が多くを担当していたとされています。1963年に赤塚や他の漫画家らと「七福人プロダクション」を立ち上げましたが、1年ほどで解散。その後、赤塚が創立したフジオ・プロダクションの作画チーフとして事実上活動し、1970年の独立までこの体制を支えました。赤塚門下四天王の一人として数えられることもある、昭和の漫画界を支えた重要な作家です。
代表作と作風
高井の代表作は『総務部総務課山口六平太』。1985年から2016年まで31年間、『ビッグコミック』で休載なく連載された、日本の企業漫画を代表する作品です。架空の自動車メーカーを舞台に、総務部の「スーパー総務マン」山口六平太が、社内のあらゆるトラブルを知恵と人情で解決していきます。一話完結形式ながら、時折長編エピソードも織り交ぜ、読者を飽きさせません。単行本は1600万部を超える大ヒットを記録し、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。高井の作風は、社会人の日常と職場の人間関係を温かく、ユーモアを交えて描くもの。赤塚不二夫とのコンビで培った豊かなキャラクター表現力が、大人向け漫画の世界で花開いた形です。
この作家を読むなら
高井研一郎を読むなら、やはり『総務部総務課山口六平太』から始めるのが最適です。本作は一話完結の構成なため、どの巻から読み始めても支障がなく、気軽に楽しめます。サラリーマン漫画の傑作として、また人情味あふれるエンタメ作品として、多くの読者に長年愛されてきた実績があります。ビッグコミック誌での連載は2016年まで続き、著者は同年11月に逝去していますが、全81巻が現在も刊行版で読める状態です。赤塚不二夫の裏方として活躍した時期の作品を知りたい場合は、赤塚作品や共同ペンネーム「太宰勉」での作品を探すのも一興。ただし高井の本領と評価の中心は、長編連載での物語構築にあるといえます。
高井研一郎に関するよくある質問
- 高井研一郎の最新作は何ですか?
- 最新作は『男はつらいよ』(2018年6月15日時点)です。
- 高井研一郎の代表作・人気作は何ですか?
- レビュー数の多い代表作は『総務部総務課山口六平太』、『プロゴルファー織部金次郎』、『ソーギ屋ケンちゃん』などです。
- 高井研一郎の漫画はどこで読めますか?
- 高井研一郎の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。