もちはスクウェア・エニックスの主力誌で活躍する漫画家です。『
月刊Gファンタジー』と『
月刊少年ガンガン』を中心に、個性的で読み応えのある作品を発表し続けています。デビュー以来、ファンタジー要素を含みながらも、ユニークなキャラクター設定とストーリーテリングで独自の地位を確立。42巻分の作品が160件を超えるレビューを集めており、読者からの信頼が厚い作家として知られています。
最も知られた作品は『
キューティクル探偵因幡』です。毛に異常な執着を持つ狼男の探偵が、弟の行方を追いながら事件を解いていく本作は、ユーモアと謎解きを巧みに組み合わせた傑作で、アニメ化も実現しました。一方『
魔女の下僕と魔王のツノ』は、薬草魔女の下僕が大切な人を救うため冒険する感動的なファンタジー。主人公アルセニオがコンプレックスを乗り越えて成長する過程が丁寧に描かれています。また『
異世界魔術師は魔法を唱えない THE COMIC』では、異世界ファンタジーを新たな視点から再解釈。もちの作風は、奇想天外な設定と人物の内面描写、そして予想外の展開が特徴で、エンタメ性と深さを兼ね備えています。
入門には『
キューティクル探偵因幡』がおすすめです。短編的な事件ごとに物語が進むため読みやすく、キャラクターの魅力をすぐに感じられます。本格的なファンタジーを求めるなら『
魔女の下僕と魔王のツノ』から始めるのも良いでしょう。すべての作品が電子書籍で配信されており、スクウェア・エニックスの主要誌連載作のため入手性も良好です。もちの作品は連載中のものが多く、今なお新しい物語が展開しているため、長く読み続けられる作家として重宝できます。