みつきかこは東京都出身、神奈川県育ちの漫画家です。2004年に『デラックスBetsucomi冬の超!特大号』に掲載された「晴れた日は傘さして。」でデビューしました。細めの描線を特徴とする画風で知られており、特に「強気な男に次第にとろかされる女の子」の心理描写を得意としています。恋愛漫画の表現として大人らしさを求める読者から支持を集めており、2021年4月時点では『
プチコミック』にて主要作品を連載。その後、長期休載を経験しながらも多くの読者に愛される作家として活動しています。
代表作『
ラブファントム』は2015年から『
プチコミック』で連載が始まり、累計部数600万部を突破する大ヒット作となりました。恋愛経験のないホテルカフェ店員が、空中庭園で出会った謎めいたホテルマンとの関係を深めていくという大人らしいストーリーで、2021年にはテレビドラマ化もされています。他の代表作『
あい・ひめ』『
DEAR!』など、みつきかこの作品には一貫したテーマがあります。それは、戸惑いや不安を感じながらも、相手に引き寄せられていく女性心理の描写です。細めの描線と繊細な表情描写で、登場人物の心の揺らぎを丁寧に表現するのが特徴。大人向けの恋愛漫画ながら、感情表現は誠実で、読み手の共感を呼び起こします。
みつきかこの入門作としては、最も高い人気を誇る『
ラブファントム』から始めるのがおすすめです。長期休載中ですが、既刊14巻は小学館より継続して販売されており、入手しやすい状況にあります。より短編で作家の魅力を試したい場合は、完結済みの『
あい・ひめ』(3巻)や『
DEAR!』(2巻)も良い選択肢です。『
片恋の月』『
すき、ところによりアラシ。』は連載中または休載中の作品ですが、読める状態にあります。みつきかこの作品は恋愛漫画としては大人向けの内容を含むため、その点を踏まえた上で選択することをお勧めします。