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田亀源五郎の作品一覧

たがめげんごろう

ゲイ・エロティック・アートから一般向け名作へ。日本漫画の新地平を開いた作家

どんな作家?

田亀源五郎は1964年生まれ、鎌倉の武士の家系に生まれた漫画家です。文化的な家庭環境で育ちながらも、手塚治虫以外の漫画や映像作品に独自にアクセスすることで、独特の表現世界を形成してきました。高校在学中から創作活動を始め、在学中に少年愛雑誌やゲイ雑誌に作品を寄稿。多摩美術大学卒業後は、グラフィックデザイナーとして働きながら漫画家活動を続けました。1994年の『嬲り者』で、ゲイ漫画の書籍化としては画期的な成功を収め、1995年にはゲイ雑誌『G-men』の創刊に携わるなど、日本のゲイカルチャー発展に大きな影響を与えてきました。2014年の『弟の夫』からは一般向けのLGBTテーマ作品へと活動の幅を広げ、新たなステージを切り開きました。

代表作と作風

『弟の夫』は田亀の代表作であり、転機となった作品です。シングルファーザーの弥一と、彼の双子の弟の結婚相手だったカナダ人男性マイクが織りなす温かいホームドラマで、小学生の娘・夏菜を含めた3人の日常を通じて、家族や愛情、多様性のあり方を丁寧に描きます。文化庁メディア芸術祭優秀賞、日本漫画家協会賞、アイズナー賞などを受賞し、国際的な評価も得ました。テレビドラマ化もされています。その他の作品には『僕らの色彩』『魚と水』などがあります。田亀の特徴は、社会的なタブーや多様なセクシュアリティを、抑圧的でなく人間的に描く点です。筋肉質で毛深い「熊系」と呼ぶキャラクターを多く用いながら、キャラクターの内面や関係性に焦点を当てた表現へと進化させています。

この作家を読むなら

田亀源五郎の作品をこれから読むなら、『弟の夫』から入ることをお勧めします。一般向けマンガとして最も完成度が高く、LGBTや多様な家族形態について予備知識がなくても直感的に理解できる内容となっています。全4巻で完結性も高く、読みやすいボリュームです。その後『僕らの色彩』や『魚と水』などの他作品に進むことで、作家の多面的な表現世界をより深く理解できるでしょう。『弟の夫』は文庫版も刊行されており、入手性も良好です。また、作家自身による『日本のゲイ・エロティック・アート』という美術史的著作も、田亀の思想背景を理解する上で参考になります。

田亀源五郎の全作品一覧(全6作品)

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田亀源五郎に関するよくある質問

田亀源五郎の最新作は何ですか?
最新作は『雪はともえに』(2026年2月12日時点)です。
田亀源五郎の代表作・人気作は何ですか?
レビュー数の多い代表作は『弟の夫』、『僕らの色彩』、『魚と水』などです。
田亀源五郎の漫画はどこで読めますか?
田亀源五郎の作品は各電子書籍ストアで配信されています。ドコヨミ!では各作品のストア別の価格・無料試し読みを比較できます。