杉崎ゆきるは、1997年から活動を続ける漫画家・イラストレーター。スギサキユキルというペンネームでも知られています。『月刊Asuka』を主な舞台として、長期連載作品を多く手がけてきました。その作品活動は一筋縄ではなく、長期休載を経験したり、連載を放棄した作品も存在するなど、創作活動に独自のペースで取り組む作家です。代表作『
D・N・ANGEL』は累計発行部数450万部を記録し、複数の長期休載を乗り越えて現在も連載が続く、彼女の代表的な長編ファンタジーとなっています。
『
D・N・ANGEL』は1997年から断続的に続く彼女の代表作。ダークなファンタジー世界観を特徴とし、複雑な人物相関や世界設定を長期連載で丁寧に構築していく手法が特徴です。『
純喫茶ねこ』は日常系作品で、異なるトーンの作風を持っています。『
1001』は『
千夜一夜物語』を基とした冒険ファンタジーで、双子の兄弟が父親の謎に迫るストーリー。亡霊の星やトランジットゲートなど、独創的な用語設定による深い世界観が構築されています。『
ラグーンエンジン』も杉崎ゆきるの代表作の一つ。全体的には、複雑な世界設定やファンタジー要素を丁寧に描き込む作家として知られ、イラストレーターとしての素養も感じさせる画風が特徴です。
長編ファンタジーが好きなら、『
D・N・ANGEL』からの入門がおすすめです。2021年には完全版全10巻が発売され、紙版・電子版での読書が可能。連載は現在も続いており、次世代シリーズ『
DDNAngels』も新たに始まっています。日常系の作品を求めるなら『
純喫茶ねこ』が向いています。ただし、『
女神候補生』のように途中で連載が放棄された作品も存在するため、完結作品を確実に読みたい場合は事前に刊行状況を確認することをお勧めします。杉崎ゆきるの作品は多くが『月刊Asuka』での連載のため、単行本は比較的入手しやすい環境が続いています。