桐嶋たけるは、TYPE-MOON が展開するビジュアルノベル『Fate』シリーズや『
月姫』などの作品を漫画化・スピンオフ展開する漫画家です。ゲーム原作の複雑な設定や世界観を、丁寧に漫画化することで知られており、なかでも『
MELTY BLOOD』シリーズの複数タイトルを手がけ、ファン層を獲得してきました。TYPE-MOON 関連作品の漫画化を中心に活動しており、ゲーム原作の魅力を引き継ぎながら、読み切り形式やスピンオフストーリーで新たな表現を模索する作風が特徴です。
代表作『
MELTY BLOOD』は月姫の後日譚を描く作品で、連載中の最主力タイトルです。複数の関連作品『
MELTY BLOOD X』『路地裏ナイトメア』も並行して展開されており、一つの世界観から派生したストーリーを複層的に構築する試みが見られます。一方『
竜殺しのブリュンヒルド』『
花のみやこ!』では、TYPE-MOON 関連の設定を用いたオリジナルに近いストーリー展開も手がけています。桐嶋たけるの作風は、ダークで重厚なファンタジー世界観を丁寧に描くことにあります。キャラクターの心理描写に重きを置きながら、戦闘シーンや魔法描写を迫力ある絵で表現し、ゲーム原作の設定を損なわず漫画化する技術が評価されています。
桐嶋たけるの漫画はほぼ全て TYPE-MOON 関連作品のため、『
月姫』や『Fate』シリーズへの基礎知識があると理解しやすいです。しかし『
MELTY BLOOD』シリーズは独立した読み物として成立しており、原作未プレイでも物語を追える構成になっています。入門には最も多くのレビューを獲得している『
MELTY BLOOD』シリーズから始めるのが、この作家の特徴を知る近道といえます。現在複数タイトルが並行連載中であり、全て継続刊行されているため、新規読者でも追いやすい環境が整っています。