河下水希は静岡県出身の漫画家で、1971年8月30日生まれです。『
週刊少年ジャンプ』の看板作家として活躍し、特にラブコメディジャンルで存在感を示しています。デビュー作『
りりむキッス』に続き、2005年から連載した『
いちご100%』で大きな成功を収めました。この作品は『ジャンプ』のラブコメディ作品としては長期にわたって最長連載を保ち、メディアミックスも展開。その後も『
初恋限定。』など少年向けラブコメを手がけ、若い読者層から根強い支持を得ています。少年誌での恋愛描写の表現の幅を広げた作家として、業界での評価も高いです。
代表作『
いちご100%』は、男子中学生が校舎の屋上で出会った女の子との関係が中心となり、中学から高校へと舞台が移る青春ラブコメです。累計800万部を超える発行部数を記録し、アニメ化もされています。続編『EAST SIDE STORY』も展開されました。『
初恋限定。』は中高生8人の初恋エピソードをオムニバス形式で描く短編集で、約半年足らずの連載期間でしたがドラマCD化・アニメ化が実現。河下水希の作風は、少年誌の枠内でサービス性と物語を両立させ、複数のヒロインとの恋愛関係を描くマルチヒロイン型ラブコメが特徴です。キャラクターの魅力的な表現と、読者が投じ入れやすい青春的なストーリー展開が共通しています。
入門作としては、やはり『
いちご100%』から始めるのがおすすめです。モノクロ版とカラー版の両方が刊行されており、好みに応じて選べます。完結済みで全19巻とボリュームもあり、シリーズを通して青春ラブコメの醍醐味を味わえます。短めの作品を試したい場合は『
初恋限定。』の全4巻が適しています。河下水希の作品は多くが『
週刊少年ジャンプ』での連載作品のため、電子書籍や既刊本での読書が主になります。両作ともアニメ化されているため、原作との比較も楽しめます。現在も新作の連載・刊行が続いており、継続して新しい作品にも出会える作家です。