海冬レイジは北海道札幌市在住のライトノベル作家です。2003年に富士見ミステリー文庫から『バクト!』でデビューし、富士見ヤングミステリー大賞で大賞を受賞しています。ライトノベルの世界で活動を始めた後、ガンダムシリーズの脚本家として携わるようになり、特に『
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』では漫画家・葛木ヒヨンと共に、ガンダムの新たな物語を創作しています。ゲーム関連のイベントとの連動企画にも参加するなど、マルチメディア展開に関わる作家として知られています。
海冬レイジの代表作は『
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』です。この作品は『ガンダムエース』創刊15周年とガンダムゲーム生誕30周年を記念して2017年10月号から2023年1月号まで連載された長編で、アニメ『機動戦士Ζガンダム』の物語を軸にしながら、独自の設定を組み込んでいます。シロッコの生まれ変わりとされる少年がガンダムに乗るという企画のもと、宇宙世紀0089年を舞台に複雑な人物関係や世界観を展開させています。他に『
機巧少女は傷つかない』『
未来少女エモモーション』などの作品を手がけており、ガンダム関連作品の脚本・構成が大きな割合を占めています。ライトノベル的な親しみやすさと、ガンダムシリーズが持つ複雑な設定の両立を目指す作風が特徴です。
海冬レイジの作品の中心は『
機動戦士ガンダム ヴァルプルギス』シリーズです。ガンダムの既存ストーリーに詳しい読者であれば、より一層作品の奥行きを楽しめるでしょう。分冊版で111巻まで刊行されており、現在も連載中です。ガンダムシリーズ初心者は、本作の前に原典となる『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』に触れておくと理解が深まります。『
機巧少女は傷つかない』も手がけており、こちらはライトノベル的な読みやすさが前面に出た作品になっています。既刊の多くが電子版でも入手可能となっており、段階的に読み進めることが可能です。