ひろせみほは、大分県出身の漫画家・イラストレーター。夫・廣瀬寿樹との夫婦協同ペンネームでスタートしました。1995年、夫が一型糖尿病になった体験を描いた四コマ漫画「糖尿病日記」で竹書房の月間新人賞を受賞し、『まんがくらぶ』でデビューします。当初のペンネーム「すかぽんひろせ」は編集者の助言で「ひろせみほ」に改められました。最初は竹書房の雑誌で四コマ漫画を手がけていましたが、先輩漫画家の代原として執筆したレディース漫画が好評だったことをきっかけに、ページ物へと活動の幅を広げていきます。その後、双葉社などの出版社からもページ漫画の依頼が増え、女性向け漫画の執筆が中心となりました。現在、夫は河童研究家として別の道を歩んでおり、妻は寺嶋ヒロというペンネームで福祉系の漫画も手がけています。
代表作に『
現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!』(連載中、7巻)と『
転生令嬢が国王陛下に溺愛されるたった一つのワケ eterna』(連載中、2巻)があります。前者は現代と異世界を舞台にした冒険ファンタジーで、後者は転生した令嬢と国王の関係を描いたロマンス要素の強い作品。ひろせの作風は、女性向けのレディース漫画から始まった経歴を反映しており、キャラクターの感情描写や人間関係の機微を丁寧に表現することが特徴です。ファンタジーや転生ものといった題材を扱いながらも、登場人物の心理や絆に焦点を当てたストーリーテリングを得意としています。イラストレーターとしてのセンスも活かした、視覚的に親しみやすい絵柄で読者を引き込みます。
ひろせの作品は現在、『
現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで!』と『
転生令嬢が国王陛下に溺愛されるたった一つのワケ eterna』の2作品が連載中で、どちらも単行本化されています。冒険やファンタジー要素が好きなら前者、ロマンス性の強い物語を求めるなら後者から入るのがおすすめです。どちらも比較的新しい作品のため、最新刊から揃えやすく、連載中なので今から追いかけることができます。ひろせのキャリアを通じて、四コマから長編ページ物へと進化した漫画表現の幅を感じることができます。