河本ほむらは日本の漫画原作者で、複数のペンネーム(牛乳、一粒苺)を使い分けて創作活動を行っています。弟の武野光も作家という創作環境に育ちました。新都社への投稿作『ドミニウム〜極色少女賭博伝〜』が評価され、その原型を発展させた『
賭ケグルイ』で大きな認知を獲得しました。以降、多くの作画家とのコンビネーションで、学園ギャンブルから歴史冒険譚まで多様なジャンルの作品を手がけています。現在も複数の連載を並行して執筆し、商業誌での活動を広げている意欲的な原作者です。
『
賭ケグルイ』は名門学園を舞台にした学園ギャンブル物で、主人公が階級制度を揺るがす圧倒的な賭け強さで周囲を翻弄していく展開が特徴です。シリーズ累計620万部を超える看板作品となり、第2回次にくるマンガ大賞でも高く評価されました。『
魔女大戦』では、歴史上の偉業を成した女性たちが32人で欲を賭けて戦う異世界ファンタジーで、単なるバトルロワイアルではなく、各キャラクターの欲望と背景を掘り下げる人物描写が見どころです。河本の作風は、登場人物の心理戦と欲望の衝突を緻密に描くことが共通点で、ギャンブルや戦闘といった競争構造の中で、計算高さと感情のズレを丁寧に表現します。
入門作品には『
賭ケグルイ』をお勧めします。スクウェア・エニックスの『
月刊ガンガンJOKER』で連載中で、アニメ化・実写化も行われており、各種媒体で現在も読みやすい状況です。完結作品に加えて連載中作品も多いため、新作追いかけが好きな読者にも適しています。『
魔女大戦』も『
月刊コミックゼノン』(コアミックス)で好評連載中で、歴史冒険ファンタジーに関心がある場合は有効な次読みとなるでしょう。原作者としての個性が明確な作家であり、複数作品を読み比べることで河本ほむらの表現手法がより理解しやすくなります。