水沢めぐみは1963年生まれ、大阪府出身の漫画家です。長年にわたり集英社の少女漫画誌『Cookie』などで活動を続けてきました。2013年からは小学館に拠点を移し、現在も執筆を続けています。少女漫画の領域で一貫した創作活動を展開し、累計23巻の作品を手がけました。デビューから活動の場を広げながらも、少女たちの等身大の感情や成長を丁寧に描く作風で知られています。
代表作『
キラキラ100%』は、2003年から2010年にかけて『Cookie』で7年間の不定期連載を重ねた長編です。各話に「〜〜何%」というユニークなタイトルを付け、地味な女子高生が自分に自信を持つまでの姿を追うラブストーリーとなっています。『
姫ちゃんのリボン』はアニメ化もされた代表作で、少女の日常と冒険を明るく描いた作品です。『
寺ガール』『
トウ・シューズ』など、個性的なテーマを掲げた作品群も特徴的。共通するのは、主人公が何かに向き合い、成長していくプロセスを温かなまなざしで捉える作風です。少女漫画の王道でありながらも、各作品で異なる題材を選ぶ柔軟性が見られます。
水沢めぐみの作品は、少女漫画の基本を押さえつつ、新しい世界観を求める読者に向いています。入門には『
キラキラ100%』がおすすめです。長期連載作品ながら各エピソードが独立した前後編形式で構成されているため、気軽に手にとりやすい作品です。アニメ化された『
姫ちゃんのリボン』も知名度が高く、アニメからの入門も可能です。作品のほぼすべてが完結済みで、まとまった読書体験ができます。連載中の『
ないしょのプリンセス』で新作の動向を追うこともできます。